新居浜の太鼓台を世界にPRします。

今月21日に大阪・関西万博で「かきくらべ」などを披露する3台の太鼓台が最終の合同練習を行いました。

新居浜市から大阪・関西万博に派遣されるのは、口屋と岸之下、それに萩生東の太鼓台で、今月8日、最終の合同練習が行われました。

3つの太鼓台は、新居浜市の魅力を世界にPRするため、今月21日、万博会場で「かきくらべ」を披露します。

合同練習では、演技をリードする指揮者に合わせ、掛け声や太鼓のリズムを合わせていきました。

それぞれの太鼓台で太鼓のリズムや掛け声が異なるため、何度も練習を重ね修正を図りました。

指揮者たちは、スマートフォンで撮影した映像を見ながら、全体の動きを確認していました。

(岸之下太鼓台青年部長・守谷貴裕さん)
「各太鼓台で掛け声が違うので、やはり普段やらない掛け声に合わせるというのがちょっと苦戦したかなというところです」

――最後の合同練習を終えて?
「きょうの手応えで言うたら、本番でも成功、良い太鼓台の演技を見せれるかなと思とります」

本番では、力強さや美しさを競う「かきくらべ」のほか、重さおよそ3トンの太鼓台を高く持ち上げる3台同時の「差し上げ」を披露する予定です。

(岸之下太鼓台青年部長・守谷貴裕さん)
「新居浜を代表して3台の太鼓台が行くので、日本、世界に新居浜太鼓台祭りを知って貰って、お祭りも見に来てもらえるようなインパクトを与えたいと思っています」

今月21日の当日は、未明から太鼓台を組み上げ、午前と午後の3回演技を披露するほか、来場者が太鼓台を担ぐ体験なども予定されています。