宇和島保健所管内に住む70代の女性が県内では今年初めてマダニによる感染症「SFTS」を発症していたことがわかりました。

県によりますと「SFTS」を発症したのは宇和島保健所管内に住む70代の女性で今月初旬に発熱や筋肉痛などの症状が現れ、医療機関でマダニを媒介した感染症「SFTS」と診断されました。

女性は発症前に山などを行き来していて発熱は治まったものの現在も入院をしているということです。

今年の県内の「SFTS」患者は今回が初めてで、県はマダニが生息する山や草むらなどに入る際には肌の露出を避けることや万が一、マダニにかまれた場合は医療機関を受診することを呼びかけています。