愛媛県松野町の男性職員が、管理していた消防団本部の口座からおよそ114万円を着服・流用していたことがわかり、懲戒免職の処分を受けました。
懲戒免職処分を受けたのは、松野町の防災安全課に勤務していた榎谷惇志主査(38)です。
榎谷主査は、去年3月から12月にかけて、管理している町の消防団本部の口座から20回に渡って現金を引き出し、あわせておよそ114万円を私的に流用したということです。
町の聞き取りに対し、榎谷主査は「ギャンブルなど遊興費に使った」と話したということで、すでに被害は弁済されたということですが、町は、4日付で懲戒免職の処分にしました。
通帳と印鑑を榎谷主査が1人で管理していたということで、町は、別々に管理し、月に1回、上司が確認するなどの再発防止策を講じると説明しています。