17日、愛媛県西条市の石鎚山のふもとを通る県道の斜面が崩れ、登山客6人が一時孤立しましたが、夜までに全員が無事下山しました。ケガ人はいませんでした。
17日午後1時前、石鎚山のふもとの県道で、登山客の男性から「がけ崩れがあった」と警察に110番通報がありました。
県によりますと、崩れた幅は30メートルほどで、車5台と登山客6人が一時取り残され、孤立状態となりました。
高知県の防災ヘリコプターが出動し、午後6時までに2人が救出されたほか、1人が自力で下山。
残る3人は救助隊に付き添われ、がけ崩れの現場を越え、17日夜のうちに西条市の車で下山したということです。
車5台は現場付近の県道に残されていて、県によりますと、現場では18日午前中に土砂の撤去が完了し、道路の復旧作業が進められています。