中小企業を取り巻くテーマについて、全国の経営者らが学び合う研究集会が、6日から愛媛県松山市内で開かれています。

県内での開催は初めてとなる、中小企業問題全国研究集会には、全国の経営者など1100人が参加していて、初日の6日は14の分科会でそれぞれ実体験を踏まえた報告が行われました。

そのうち、企業再生がテーマの分科会では、倒産を経験したのちにAIやロボットの開発で再生を果たした経営者が、リスク管理や信頼関係の重要性など教訓を伝えました。

(ディースピリット・大野栄一代表取締役)
「時間をかけて築いた信頼を、本当に大切に思う日ごろからの正しい心構え、そういったものを養う必要があると実感しています」

この研究集会は7日全体会が開かれ、FC今治のオーナーを務める岡田武史さんらの講演が行われます。