愛媛県の新年度当初予算案の知事査定が行われ、中村知事は、4期目後半に向け、防災減災や人口減少対策といった公約をさらに前進させることなど、編成方針を明らかにしました。

知事査定は予算編成の詰めの作業で、31日は開始を前に、中村知事がその方針を説明しました。

(中村時広知事)
「新ステージ(4期目)後半のスタートを切るための重要な予算と位置付けている」
「西日本豪雨災害からの復興と防災減災対策、2本目として人口減少対策、3本目として地域経済活性化、この3つを重点的に取り組んでいきたい」

さらにデジタル化について、来年、設置される官民の人材交流拠点の準備のほか、観光客のデータを分析し施策に展開したり、医療分野への支援などを進めるということです。

そして、全体の予算規模は、中村県政で最大だった今年度の一般会計7283億円を超える見込みだということです。