愛媛県の陸上自衛隊松山駐屯地では22日、恒例の「成人行事」が行われ、20歳を迎える隊員らが気持ちを新たにしました。
今年度20歳を迎える松山駐屯地の隊員24人を祝福する22日の「成人行事」。
まず谷川維孝司令が「自覚をもち、周囲への感謝の気持ちを忘れずにこれからも成長してほしい」と激励の言葉を送り参加者の代表が答辞を述べました。
平井凱 3等陸曹
「成人としての決意、熱意を忘れずに、力強く、優しく、たくましく生きていきます」
式の後は一人ずつ、誓いや抱負を大声で発表します。
隊員ら
「お父さん、お母さん、今まで育ててくれてありがとうございました。これからもいっぱい迷惑かけます」
「僕の将来夢はラーメン屋になることです。ラーメン屋になるために毎週ラーメン屋に通っています。湯切りで一本締めします。みんなーーーきょうは俺らの成人祝ってくれてありがとうーー!」
続いては重さおよそ10トンの大砲が相手の綱引き。
力を合わせて30メートルほど引っ張ります。
さらに重さおよそ14トン、迎撃ミサイルの発射機を積んだ大型トラックも登場。
家族や隊員の先輩からの応援を受けながら、気合と根性をみせた隊員たちは気持ちを新たにしていました。
安藤竜太郎 陸士長
「両親への感謝の気持ちがいっぱいです。強い精神力を持って何事の訓練もめげずにできる自衛官になりたい」
横山マリア 陸士長
「大人への第一歩を踏み出したと思うので、自分の行動ひとつひとつに責任を持っていきたい」