任期満了にともなう砥部町長選挙が21日に告示され、前副町長と元アナウンサーの新人2人による一騎打ちの選挙戦が始まりました。
砥部町長選挙に立候補したのは、いずれも新人で、届け出順に、前副町長の岡田洋志候補(62)と、元南海放送アナウンサーの古谷崇洋候補(31)の2人です。

岡田候補の出陣式には、後援会長を務める佐川秀紀町長のほか、国会議員や中村時広知事の秘書らが出席しました。
岡田候補
「私、現役当時から嫌な仕事もしてきました。つらい仕事もしてきましたが正義感を持って取り組んでまいりました。この選挙戦、正々堂々と戦って、戦い抜きたいと思っています」

古谷候補の出陣式には、地元の支援者らが出席しました。
古谷候補
「これから迎えるしんどい時代を切りひらき、新しい未来を、私はこの砥部町でつくります。そして、これまで皆さんが見たことなかった砥部町を作っていきます」
前副町長と元アナウンサーによる一騎打ちとなった砥部町長選挙。3期12年にわたる佐川秀紀町長の路線を継続するのか、刷新するのかが大きな争点となっています。
岡田候補の出陣式で挨拶に立った佐川町長は…。
佐川秀紀町長
「本当に行動力があるアイデアマンですし、事務能力に優れた男です。砥部町では議会と理事者が同じ方向に向かって住民の福祉のために頑張っています」
一方、古谷候補の出陣式では、俳優の桝形浩人さんが応援演説を行いました。
桝形浩人さん
「未来への扉ってよく言葉であるが、あれ自動ドアではないです。自分たちの手で開かなければならない。その準備は整ったと思います」