今年は被爆80年 被爆者として訴える1年に

今年は被爆80年。厚生労働省によりますと、生存する全国の被爆者は10万6825人と、20年前の26万人から半分以下に。平均年齢も85歳を超えました。最年少被爆者の役割は大きくなっています。

松浦さん
「被爆の恐ろしさ、核兵器の恐ろしさを、人前に出てちゃんとお話ができるように、健康体と頭脳をせめて90歳までは持ちたい」

唯一の被爆国として惨劇を繰り返さぬよう、体が続く限り日本被団協の精神を広めます。

松浦さん
「ノーベル平和賞の受賞を追い風にして、今年は3月に核兵器禁止条約の締約国会議がありまして、日本政府も最低限条約に批准しないとしてもオブザーバー参加くらいはせめてしてほしい。被爆80年のこの年を、被爆者として、大いに訴え語る年にしたいと思っています」