鑑別所への出頭 そこで待っていたのは

ある時からY男被告は、保護司から『少年鑑別所への出頭』するよう促されるようになったという。詳しい事情は分からないままに承諾し、少年鑑別所へ赴いたところ、まるで”だまし討ちに遭った”かのように「知能検査」を受けさせられのだと明かした。父親は、保護司に対して疑心暗鬼を抱くようになったと振り返った。

法務省資料

裁判官が口を開いた。

「だからといってパンツ盗まないですよね?」

――社会では誰もがストレスの掛かる状況に置かれることはあると思う。だからといってオナニーのために小さい子のパンツを盗むということは、普通の人はしない。性欲というのはなおらない。どうしていくつもりなの?
「今回はなかなか特別な例だと思う」

――だからといってパンツを盗まないですよね。またやっている。今後どうしていくのかという質問をしている。
「うーん…そうですね…。家族ともう一度話し合い…うーん…監視体制が…今までこう…子どもを…。寝る時も一緒だったが、より強化して。十分に身に染みていると思う。絶対にさせないように言い聞かせて、更に対応していこうと思う」