21日夜、愛媛県西条市で開かれた「灯ろう流し」のイベントで、見物していた女性(77)がお堀に転落し、死亡しました。
警察や消防によりますと、21日午後7時半ごろ、西条市明屋敷の西条藩陣屋跡の堀端で開かれていたイベントで、見物に訪れていた女性(77)がお堀に転落しました。女性は現場に居合わせた人たちによって救助され、救急車で新居浜市内の病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
西条市では21日夜、「水の都の灯篭祭」が開かれ、お堀の周辺に灯ろうが並べられライトアップされる中、「灯ろう流し」が行われていて、消防によりますと、亡くなった女性は家族と一緒に見物に訪れ、写真を撮っていて転落したとみられています。
現場は松山地裁西条支部前のお堀で、柵はなく、当時、水深はおよそ90センチあったということで、警察が事故の状況を詳しく調べています。