愛媛県の松山市と韓国ソウルを結ぶ「松山-ソウル線」が今年10月下旬からの冬ダイヤ期間、毎日2往復、週14往復で運航されることになりました。
(中村知事)
「新たに日曜日と月曜日の週2便が追加されて毎日、午前と午後の2便運航が実現することとなった」
愛媛県によりますと、松山-ソウル線は、去年3月に週5往復で再開すると、8割を超える搭乗率を背景にその年の冬ダイヤから週7往復となり、今年6月からは週12往復となっていました。
中村知事はソウルからのインバウンド需要を掘り起こすため現地でのPRに取り組んだ結果、冬場でも安定利用が見込まれるとして、今回の週14往復が決定したと説明していました。
今回の増便に伴う年間の経済効果は、およそ65億5千万円と試算されていて、週12往復と比べて9億円程アップするということです。
ただ、中村知事は来年の春ダイヤ以降も増便を継続するには、2割ほどに留まっている県民の利用がカギを握るとして「観光はもちろんビジネス利用も呼びかけたい」と述べていました。