小中学生が自分たちでいじめ防止への取り組みを考える「いじめストップ子ども会議」が愛媛県伊予市内で開かれ、参加した子どもたちがそれぞれの意見を出し合いました。
伊予市教育委員会が毎年開いている「伊予市いじめSTOP愛顔の子ども会議」には、市内全ての小中学校からおよそ100人が参加しました。
(伊予市教委・上岡孝教育長)
「頭で理解するだけでなく、行動レベルでいじめをしないという感覚を身に着けることが大切」
中では、参加した子どもたちが9つの班に分かれ「人とよりよい関係を築くために」をテーマに、意見を出し合いました。
(参加した子どもたち)
「真顔じゃなくて『友達からはじめよう!』みたいに笑顔で話すことが大事だと思います」
「自分から相手との共通点を見つけてから声をかけて、仲を深めていくことも大切かな」
子どもたちは意見交換しながら、どうすれば同級生らと距離を縮め仲を深められるか考えている様子でした。
(参加した児童)
「相手の気持ちを第一に尊重しつつ、自分の気持ちもちゃんと相手に言って、どう思っているか話し合い、いじめの区別をして仲良くしていけばいい」
子どもたちは、31日の会議で出てきた意見も踏まえ、それぞれの学校でいじめ防止への取り組みを考え、11月14日の「いい伊予の日」から実行する予定です。