高校生が溶接技術を競う「溶接甲子園」の四国大会が、24日、愛媛県新居浜市内で開かれ全国を目指して日頃、培った技を競いました。
溶接甲子園は「ものづくりのまち・新居浜」の全国発信と高校生の溶接技術の向上を目指し、市などで作る実行委員会が2017年から開催していて、今年で8回目です。
今回の四国大会には、四国4県の優勝校と選抜校合わせて16校、48人が参加、開会式の後、競技がスタートしました。
審査は厚さ9ミリの鋼板を接合する際に、溶接部分の高さと幅の均一性といった仕上がりがポイントで、生徒たちはまばゆい光を放たせながら競技に取り組んでいました。
(参加した生徒)
「綺麗にできた部分はあったんですけど、そこは嬉しいんですけど、あともうちょっとという感じでしたね」
「自分の練習の成果は発揮できなかったんですけど、それでも悔いの無いように自分の溶接をすることが出来ました」
審査の結果、今治工業3年の藤原光希さんと武田佳也さんら6人が、来月3日にこちらで開催される予定の全国大会に出場します。