うわじま牛鬼まつりは24日が最終日、牛鬼を担いで愛媛県宇和島市内を練り歩く「パレード」が催され、勇壮な練りが訪れた人を楽しませました。

「牛鬼」は胴体が牛、頭が鬼の魔除けのご利益があるとされる山車で、今年は子ども牛鬼と親牛鬼のパレードが同じ日の開催となり、午前は子どもたちが街に繰り出しました。

そして午後からは、体長が5メートル程もある親牛鬼が登場、16団体17体が練り歩きました。

中には頭が壊れ、満身創痍の牛鬼もありましたが、担ぎ手たちが元気いっぱいに災いを払い、見物客を魅了していました。

(見物客)
「すごい迫力で圧倒されました」

(高校生ボランティア)
「高校生らしく元気を出して担いでいきたい」

うわじま牛鬼まつりは、今夜、和霊神社前で繰り広げられる神輿の走り込みで幕を閉じます。