愛媛県松山市に住む50代の女性が、SNSで知り合った男から暗号資産の投資を名目に現金60万円と暗号資産1100万円相当をだまし取られ、警察はロマンス詐欺とみて捜査しています。
警察によりますと、女性は今年5月下旬、SNSで知り合い親しくなっていた日本人を名乗る男から、暗号資産の投資を勧められました。
男を信用した女性は、紹介された暗号資産取引所のアプリを使い、先月6日、10万円を振り込むと、当日中に利益分が女性の銀行口座に入金されたということです。
これで女性はさらに男を信用し、先月8日以降も指定口座へ50万円を振り込んだ他、投資や税金の前払などの名目で、6回にわたって暗号資産計約1100万円相当を送金し、だまし取られたということです。
警察はSNS型のロマンス詐欺とみて捜査するとともに、暗号資産の投資を名目とした詐欺が増加しているとして、注意を呼びかけています。