12日未明、愛媛県松山市で土砂崩れが発生し、住宅に土砂が流れ込みました。
警察と消防などによりますと、12日午前4時前「住宅に土砂が覆いかぶさっている」と通報がありました。
住宅1棟に土砂が流れ込み、3人が取り残されているという情報もあり、警察と消防による確認作業が続けられています。
現場ではストレッチャーが出入りする様子が見られましたが、詳しい情報は入っていません。
現場は松山市中心部にある松山城の北側斜面で、土砂が幅50メートル、高さ100メートルにわたり崩れているということです。
松山市では、土砂崩れの現場周辺の市内清水地区のおよそ1万3000世帯2万2000人余りに警戒レベル5の緊急安全確保を発表し、ただちに身の安全の確保を呼びかけています。
松山では、10日午前10時の降り始めからの雨量が200ミリを超えています。
また、この土砂崩れで、松山城はロープウェイやリフトなどの運行を中止しています。