2018年の西日本豪雨の発生から6年。豪雨をきっかけに、愛媛県西予市野村町に移住した神奈川出身の女性がいます。女性は去年結婚し、母に。そして、地域の魅力を広めたいとオープンしたゲストハウスも新たな展開を迎えようとしていました。

豪雨がきっかけで神奈川から人口約7000人の愛媛県西予市野村町に

西予市野村町に、古民家を改装したバーもあるゲストハウスがあります。こちらを切り盛りするのがシーバース玲名(れいな)さん、30歳。野村町にやってきたのは、6年前の西日本豪雨がきっかけでした。

シーバースさんが初めて四国に来たのは、豪雨の前の年に訪れた香川での車の合宿免許。愛媛の知人ができたことで、被害が他人事とは思えず被災地支援に入りました。そして野村町の活動で住民の人柄にひかれ、発災1年後の2019年、西予市の地域おこし協力隊員になりました。

シーバースさん
「分け隔てなくいろいろな人に話しかける町の人の感じは自分に合っているなと思って。一度、一緒にお酒を酌み交わせば『皆 仲間』みたいな感じ」

そして地域の魅力を広めたいと、2021年11月、ゲストハウス「ento house」をオープンしました。