えひめ丸事故をきっかけに交流がはじまったハワイの大学生が8日、愛媛県の宇和島水産高校を訪問しました。
宇和島水産高校を訪れたのはハワイ大学のケイトリン・ミホコ・トクナガさんと、マシュー・マルティネス・アンドレスさんです。
2人は愛媛県とハワイ州との姉妹提携事業の一環で、今年5月から県国際交流協会でインターンに取り組んでいて、8日は、生徒たちに日本からの移民が伝えた漁法などを紹介しました。
一方、高校生は愛媛の生活を紹介したり9月の航海実習で寄港する現地のおすすめなどを質問したりして、交流を深めていました。
(ケイトリン・ミホコ・トクナガさん)
「(有名な)ワイキキビーチはとても混雑しています、でも他のビーチもとても美しく、それほど混んでいません」
(宇和島水産高生)
「ハワイのこととか色んなことを知れて、共感が沸いて、今度の遠洋航海がさらに楽しみになりました」
(ケイトリン・ミホコ・トクナガさん)
「愛媛の高校生にハワイを訪れてほしいです。高校生が楽しい時間を過ごし(愛媛とハワイの)文化交流に貢献することを願っています」
この後二人はえひめ丸事故の慰霊碑に花を手向け、犠牲者を悼むとともに海の安全を願っていました。