5日未明、愛媛県今治市の来島海峡で日本の貨物船同士が衝突する事故がありましたがけが人や油の流出はありませんでした。

事故があったのは愛媛県今治市の岡村島の南およそ1.6メートルの海上で、5日午前1時半頃、広島県の会社が所有する貨物船「第八十八親力丸」692トンと、徳島県の会社が所有する貨物船「卓洋丸」259トンが衝突しました。

この事故で、「第八十八親力丸」の船体に亀裂が入り一時浸水しましたが、自力排水により、沈没の恐れはないということです。
また双方の船の乗組員あわせて13人にケガはなく油の流出はないということです。

今治海上保安部では双方の船の船長や乗組員から話を聞き、原因や当時の状況を調べています。