西日本豪雨で大きな被害を受けた愛媛県西予市野村町の肱川沿いが復興公園として整備されていてその一部が完成し17日オープンしました。
オープンしたのは西予市野村町の肱川沿いおよそ400メートルに渡って整備されている「西予市肱川河川沿い復興公園」愛称「どすこいパーク」の「自然と憩いのエリア」です。
17日は生憎の雨の中午前10時から記念のセレモニーが開かれ関係者およそ200人が出席してオープンを祝いました。
「どすこいパーク」は、2018年の西日本豪雨で大きな被害を受けた肱川沿いの活用について地元の住民たちがワークショップで検討を重ね市が整備を進めているものです。
完成した「自然と憩いのエリア」には遊具が備えられているほか、芝生の広場はヘリポートの役割も担いまた災害時には炊き出し用の「かまど」として利用できるベンチなども設置されています。
西予市は「どすこいパーク」を通して西日本豪雨の記憶を後世に残すとともに更なる復興のきっかけとなる場所にしたいとしています。
なお、「どすこいパーク」は4つのエリアで構成されていてすべてが完成するのは2025年度以降となる見込みです。