値上がりが続いていた岩手県内のガソリン価格が約4か月ぶりに値下がりに転じました。石油元売り会社に支給する補助金が拡充されたためです。
石油情報センターによりますと、11日時点の岩手県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり179.7円で、先週に比べて1.4円値下がりしました。値下がりは5月15日の調査以来、約4か月ぶりです。
石油情報センターは「政府が9月7日から石油元売り会社への補助金を拡充していて今後もしばらくは値下がりが続くものの、サウジアラビアの自主減産などから原油そのものの需給にひっ迫感があり、今後の海外情勢に注意が必要」と分析しています。