盛岡市は16日、盛岡保健所管内の小学校でノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったことを明らかにしました。

感染性胃腸炎の集団発生があったのは、盛岡保健所管内の小学校です。
12月5日(金)にこの小学校から盛岡保健所に「複数名の児童が嘔吐、下痢等の症状が出ている」旨の連絡がありました。
盛岡保健所が調査を開始し、12月1日(月)から12月8日(月)にかけて児童に嘔吐、下痢等の症状があったことを確認しました。
有症者は計7人です。
有症者はいずれも回復傾向にある、ということです。
検査の結果、有症者6人からノロウイルスを検出。
給食を原因とする食中毒ではない、ということです。
これを受けて盛岡保健所はこの小学校に対し、手洗いの徹底等の二次感染予防対策について指導したとのことです。

今シーズンの県内の発生状況はノロウイルスが18件、ロタウイルスが1件、その他(サポウイルス等)が27件、合わせて46件となっています。
2024年の同じ時期は、ノロウイルスが13件、その他(サポウイルス等)が12件、合わせて25件でした。