「水道週間」に合わせて、水道の役割を多くの人に知ってもらおうと、2日、盛岡市の浄水場の内部が4年ぶりに一般公開されました。

 一般公開されたのは、盛岡市の米内浄水場の内部です。今から90年近く前の1934年に完成した米内浄水場は、盛岡市で最初に造られた浄水場で、米内川から取った水およそ8万トンを毎日市内に供給しています。
 一般公開では、施設ができた当初から薬剤を使わないろ過を行う池の見学が行われ、水道水ができるまでの過程が説明されました。
 また敷地内の水道記念館では、水道水とミネラルウォーターの利き水コーナーも設けられました。参加者たちは飲み比べを行いながら水道水の大切さを感じていました。
 浄水場の一般公開は盛岡市の新庄浄水場でも実施されていて、6月7日まで行われています。