27日朝、岩手県八幡平市の山林で山菜採りをしていた70代の夫婦がクマに襲われけがをしました。命に別状はありません。
八幡平市野駄の山林でクマに襲われたのは、市内に住む平野正さん(75)と初代さん(70)の夫婦です。2人は山菜採りのため山に入り、午前8時半ごろ「クマに襲われけがをした」と消防に通報しました。襲ったのは成獣のクマとみられます。
2人は顔や手をひっかかれ血を流すなどしていて、ヘリで病院に運ばれましたが意識はあり、命に別状はないということです。
岩手県内ではここ数日、クマの目撃が相次いでいて、警察が注意を呼びかけています。また2人が襲われた山林では、地元の猟友会のメンバーがパトロールを行っています。