17日に76歳で亡くなった俳優の西田敏行さんは、1993年に代表作の映画・釣りバカ日誌のロケで岩手県釜石市を訪れていました。
映画のシーンが撮影された老舗料亭の女将が当時を振り返り西田さんを悼みました。

今から31年前の1993年、西田敏行さんの代表作の映画「釣りバカ日誌」シリーズの6作目の撮影が釜石市で行われ、当時のロケの様子が報道陣に公開されていました。宴会のワンシーンが撮影された釜石市内の老舗料亭で女将を務めていた金澤世津子さんです。
現在は系列の料亭で女将を務める金澤さんは、当時の西田さんの印象について次のように話します。

(金澤さん)
「普通で優しそうな感じの、どなたのお話もうんってちゃんと聞いてくれてにこっと笑われてね」

また、西田さんは宴会シーンの撮影に向けてホタテの貝殻とワカメを使って自ら衣装を作っていたということです。