盛岡市で最初の総合大型レジャービルだった
2009年にこの映画館が開館する前も、このビルでは代々、映画館が主要な役割を担ってきました。
「日活ビル」を管理・運営する貸しビル業・中央土地の藤原誠徳社長はこう話します。
(中央土地 藤原誠徳社長)
「(Q.日活レジャービルが落成したときの新聞ですね?)懐かしい新聞です。(Q.昭和50年?)はい。映画館というのが娯楽の中心という時代でした。それを集客の核にしてですね、それで街全体にお客様を集めようと」

このビルは盛岡市最初の総合大型レジャービルとして、1975年から半世紀近く繁華街のにぎわいの中心にありました。
(中央土地 藤原誠徳社長)
「名前のちょっと有名なディスコで、私自身は全然踊りは踊れないんですけど、そこに行けば誰か必ず知り合いがいるというぐらいたくさんの人が集まってました」

映画館に飲食店、生花店など最盛期には20店舗が入居していたにぎわいの拠点は現在、5階を除けばひっそりと静まり返っています。
