いつから東京行きが主流に?
ところで、岩手の中学生が修学旅行先として関東方面に行くようになったのはいつ頃からなのでしょうか。
盛岡市内の旅行会社によると、1982年の東北新幹線の開通が大きいということです。
新幹線が岩手にまだ開通していなかった頃、県内の中学生の修学旅行の主な行き先は北海道で、3泊4日の日程でした。
1982年に盛岡―大宮間が開通し、翌年の1983年に東京ディズニーランドが開園。
その後1985年は上野まで、そして1991年に東京まで新幹線が延伸しました。
新幹線の開通で距離的・時間的な制約が少しずつ緩和され、上野まで開通した1985年頃から、行き先が東京か北海道の二分化が進み始めたということです。
交通の発達とともに「岩手では見られないもの、味わえないことを修学旅行で体験させる」という気運が高まり、学校側も移動距離や授業日数の兼ね合いなどを考えて、2泊3日で移動できる東京へと行き先を変えていきました。
2026年度は136校中133校が2泊3日の日程でしたが、各学校や教育委員会への取材では、3日間は非常にタイトなスケジュールになっているそうです。







