日本銀行は先月の県内企業の「短期経済観測調査」=「短観」を発表し、景況感を示す業況判断指数は2023年9月期以来のプラスとなりました。
日本銀行盛岡事務所によりますと、「景気がいい」と答えた企業の比率から「悪い」と答えた企業の比率を引いた「業況判断指数」は、全産業でプラス7で、前回9月の調査から9ポイント上がりプラス7となりました。改善したのは2期ぶりで、業況判断指数がプラスとなるのは2023年9月期以来です。業種別では製造業が22ポイント上がりプラス17となりました。非製造業は前回調査と変わらずプラスマイナス0でした。日銀は「全国に比べて改善の動きが鈍かった県内の製造業でも、改善の動きが足元で広がっている」と分析しています。







