部下の頭をヘルメットの上から靴で叩くなどしたとして、一関市消防本部の40代の男性職員が減給処分を受けました。

減給1/10、2か月間の処分を受けたのは40代の係長級の男性職員です。一関市消防本部によりますと、この男性は今年1月30日、部下の職員の頭をヘルメットの上から自身の履いていた靴のつま先部分で叩いたということです。この男性職員はこのほかにも、多数の同僚や部下に対して大勢の前で叱責したり無視したりするなどの行為を長期間にわたって行いました。
また、係長級の30代男性職員と消防士長の30代男性職員の2人が、同僚職員の印鑑を無断で使用して書類を作成するなどして戒告処分を受けました。
佐藤善仁一関市長は「法令遵守などの基本原則を改めて自覚させ、綱紀の保持・粛清をさらに徹底し、信頼回復に取り組む」とコメントしています。