盛岡の高校で12日、毎年恒例のクリスマス礼拝が行われました。
生徒たちはクリスマスを前に讃美歌を歌い祈りを捧げました。

クリスマス礼拝が行われたのは盛岡市向中野の盛岡スコーレ高校です。
12日は生徒およそ430人が参加し、聖書を朗読したり讃美歌を歌ったりしました。

(講演)
「母と弟を無理やり引っ張って、その時死ぬことをやめたのです」

そして、青森の教会から招かれた澁谷久美子牧師が「最高の贈り物」と題して講演しました。
澁谷牧師はこれまでの自身の人生を紹介しながら、将来があるのは手を差し伸べて助けてくれる人のおかげで、愛や感謝することの大切さを伝えていました。

(生徒は)
「今ある学校生活や友達と話せる環境は当たり前ではなく、感謝を忘れずに生活していきたい」
「心に響く言葉も何個かあり、その言葉を大切にしながら学校生活や将来に向けての活動を頑張りたいと心の底から思った」

盛岡スコーレ高校ではクリスマス礼拝のほかに、週2回聖書を学ぶ授業を行っていて、今後も生徒たちの心を育む行事を続けていくとしています。