
内閣府が東日本大震災以降の大規模災害を調査対象にまとめた事例集によりますと、「災害関連死」の死因のうち呼吸器系または循環器系の疾患が6割以上を占めています。
(眞瀬教授)
「土足が管理されていない避難所もあり、埃が舞ってアレルギーや喘息が起こりやすく、(埃を)吸入してしまうと肺炎になる可能性が大きくなる」
「災害関連死」を減らすために、こうした空気環境と合わせて食事や排せつといった被災者の生活環境を整える必要があります。
(眞瀬教授)「避難所はこうあるべきだというところは、大分見えてはきている」
「できるだけ早く栄養バランスの取れたお弁当や避難者の数にあったトイレの設置していくことが重要」

2026年3月で東日本大震災から15年。災害で助かった1人でも多くの命を守るために、震災の教訓を生かした避難先の環境整備が求められます。







