岩手県立高校再編計画の修正案が17日示され、学科の募集停止や施設整備などの計画が一部先送りとなりました。

県立高校再編計画は少子化による生徒数の減少などに対応するため、県教育委員会がことし8月に当初案を示していたものです。
修正案によりますと当初案で示された一部高校の募集停止が先送りとなります。

先送りとなるのは大東の情報ビジネス科が2027年度から2029年度に、大船渡東の食物文化科と久慈翔北の海洋科学系列がそれぞれ2028年度から2030年度に変更されました。

また当初案で校舎や施設を一体的に整備することとしていた宮古商工と宮古水産についても、入札不調による工事の遅れによりその時期を2027年度から2028年度に先送りとしました。
県教委は12月、県内各地で検討会議や意見交換会を開くことにしていて、2026年の2月上旬までに最終案を取りまとめる方針です。







