12日朝、八幡平市で自宅の近くを飼い犬と散歩中の53歳の男性がクマに襲われ、けがをしました。

警察によりますと、12日午前6時15分ごろ、八幡平市野駄の自宅近くを飼い犬と散歩していた会社員の50代の男性が、成獣のクマ2頭と遭遇しそのうちの1頭に頭を引っかかれました。
腕や足からも出血があったということです。

男性は自力で自宅に戻ったあと、男性の妻の通報により矢巾町内の病院に運ばれ、
治療を受けています。
搬送時会話が可能で一緒にいた飼い犬も無事でした。

(猟友会の会員)
「今年は山にも食うものがないのか子連れ(のクマ)が多いんです。下りてくるのが」
現場は田園地帯で、猟友会や市の職員がわなの設置など対応を協議しています。
※取材時は53歳と発表されていましたが、その後警察から出た資料によりますと「47歳」ということでした。







