そんな中、県外や海外から岩手を訪れるクルーズ船の乗客にお座敷を体験してもらおうとツアーを企画したのは、盛岡のNPO法人「いわてアートサポートセンター」です。

(いわてアートサポートセンター 坂田裕一理事長)
「盛岡ならではの芸を表現できる、そういった方とクルーズ船のお客さん、そういった方々と交流することで、盛岡って良い街だなっていうことを楽しんでいただけるんじゃないかなと」

遠野などを巡るツアーなど数あるオプションからお座敷体験を選んだ乗客たち。

お座敷は初めてという参加者も多く、最初は緊張した面持ちでしたが、芸妓が一人一人の席に出向いて酒を勧めながら会話に花を咲かせると、一気に打ち解けた様子に代わりました。