岩手県北上市が再生を目指す複合商業施設「ツインモールプラザ」の新たな運営会社と市が、施設の運営事業の基本協定を締結しました。

北上市とツインモールプラザ運営事業の基本協定を締結したのは、資産運用コンサルティングなどを行う東京の企業リオ・コンサルティングです。
6日は北上市役所で協定の締結式が行われ、小杉裕康代表取締役と北上市の八重樫浩文市長が協定書にサインしました。

市の第3セクターが運営してきた複合商業施設ツインモールプラザは、経営危機に陥ったため、市が取得し再生を目指すとして運営会社を公募していました。

リオ・コンサルティングは年間528万円の賃料を市に払い施設を運営する他、10年間でおよそ10億円をかけて建物の改修や修繕も行います。

リオ・コンサルティングによる本格的な施設の運営は12月以降に始まる予定です。