
(川島キャスター リポート)
「こちらはホームスパン旅する羊のアトリエ・ショップです。中に入りますと、ホームスパンの様々な作品、そして制作の様子を見ることができます」

岩手の代表的なクラフト製品のひとつ「ホームスパン」。
羊毛を手織りした織物で、暖かく軽いのはもちろん手しごとならではの柔らかさや優しさが感じられるのが特徴です。

(旅する羊 猪又裕也さん)
「(ホームスパンの)作業工程ひとつひとつが美しいなと僕は思っていて、手しごとの文化が生業として残っているところに魅力を感じますし、そういった手しごとで生まれてくる背景というところも、なかなか普段見る機会は多くはないと思うので」

製作の様子を見ながら商品を選べるホームスパンは、マフラーやストールがだんだんと寒くなってくるこれからの時期にぴったりです。
作家の技術やアイデア、感性を一堂に集め、アートを通じた交流の拠点を目指すHOUSESHIZUKUISHIのオープンに向けての思いを鈴木さんに聞きました。

(HOUSE SHIZUKUISHI 鈴木勝さん)
「真っ白で来てもらっていいです。座ってもらったり、歩いてもらったり、目で見て、触って、五感。香りも味覚もなんですよね。いろんなものを感じ取って季節なりに何かに染まってくれたらいいかな」

芸術の秋にたっぷりとアートに触れることができる注目の施設、HOUSE SHIZUKUISHIは10日にオープンします。
