2月に大船渡市で発生した大規模山林火災による被害額が39億円余りに上ることが分かりました。

これは16日、岩手県が発表したもので、農林水産業や商工・観光関係などを合わせた被害額は、39億4290万7000円です。
前回発表の5月時点より13億円余り増え、この中には大船渡市が9月4日発表した産業の被害額のうち、事業者の売り上げ減少分2億3000万円を除いた額も含まれています。

このうち林業関係で山林の焼失に伴う被害額が初めて判明し、およそ11億5000万円に上っています。
これは調査対象になっている、人工林1700ヘクタールのうちおよそ240ヘクタール分で、額はさらに膨らむ見込みです。