岩手県が行う橋の点検に工業高校の生徒が授業の一環として参加し、実際の作業現場を体験しました。

橋の点検作業を体験したのは、盛岡工業高校土木科の3年生5人です。
これは県がインフラ施設のメンテナンスの知識向上と土木技術者の担い手の確保を目的に、2019年から取り組んでいるものです。

11日は盛岡市の北上川にかかる徳田橋で、生徒たちが作業員と一緒に橋げたの下にもぐり、金づちで叩いた音で橋に損傷がないか確認したほか、点検結果を入力するタブレット端末の操作も体験しました。

また、ドローンに搭載されたカメラで橋の損傷や腐食を確認し、調査票に記録するシステムの操作も行いました。
生徒たちは、将来の仕事に生かそうと現場で知識を学んでいました。