一方、金額ベースで前年度に比べ一番大きく増えたのは奥州市。
その額、実におよそ8億円です。

大幅増額の理由を探るため、奥州市役所のふるさと交流課を訪ねました。

(奥州市ふるさと交流課 及川智絵課長補佐)
「コメの特需と我々は捉えております」

2024年始まったコメの品薄状態からの価格高騰。いわゆる令和の米騒動を受けて、ふるさと納税で返礼品にコメを希望する人が急増しました。

奥州市も前年度から増額した分のおよそ9割がコメの返礼品希望。その需要に応えることができた米どころ奥州市ならではの大幅増額でした。

(奥州市ふるさと交流課 及川智絵課長補佐)
「奥州市のお米、非常においしいお米なので、そちらの引き合いが強くて。ほかの自治体だと残念ながら寄付の分を確保できなかったと聞いているが、奥州市ではそういうことなく、ちゃんと確保してもらい。丁寧な発送をしてもらった」