盛岡市の岩手保健医療大学では4日入学式が行われ、看護師を目指す新入生が学生生活の第一歩を踏み出しました。

パイプオルガンの音色が響く中始まったのは、看護師や保健師を養成する単科大学として2017年に開学した岩手保健医療大学の入学式です。
新入生を代表して高橋葵さんが「自然災害や社会の変化に備え最善の行動ができるよう力をつけたい」と宣誓しました。

(宣誓者 高橋葵さん)
「幼いころに手術をしていて、その時に担当してくれた看護師がすごく優しい方で、私もそのような方になって、安心して元気になってもらいたいと目指しています」

2025年度、看護学部の新入生は62人です。
濱中喜代学長は「看護師の道は得るものも大きい」と学生に期待を込めます。

(岩手保健福祉大学 濱中喜代学長)
「他人のために頑張ることで自分の力になるんだよって、すごく尊いお仕事であることも考えながら、4年間頑張って自分も大事にしながら取り組んで欲しいなと思います」

新入生は11日から授業に臨み、5月中旬には早期体験実習で看護の現場を学びます。