大規模な山林火災からの復旧・復興に役立ててもらおうと、大船渡市内の水産会社が21日、ワカメの売り上げの一部などを市に寄付ました。

市に寄付金を贈ったのは、大船渡市三陸町綾里のマルカツ水産の佐々木晶生社長です。
佐々木社長らは6日と7日の2日間、東京の銀座で特産のワカメを販売しながら「山林火災からの復興に協力してほしい」と募金を呼びかけました。

21日は市役所で贈呈式が行われ、市の農林水産部の山田宏基部長にワカメの売り上げ60万円の目録と、55万円余りの募金が手渡されました。

(マルカツ水産 佐々木社長)
「まちでも燃えてしまって不便になってしまったところとか、そういったところの復旧などに使っていただきたいです」
山田部長は「被災した方々のために使わせていただく」と述べ感謝していました。