大船渡市で、市内の飲食店の経営者たちによる炊き出しが行われ、避難所に温かい食べ物が届けられました。

(中澤美寿妃記者リポート)
「大船渡市にあるこちらの飲食店では避難してきた人たちに温かい食事を提供するため、今準備が進められています」

2日はキャッセン大船渡で飲食店組合員のメンバーおよそ15人が午後1時から仕込みを行いました。

市内5つの避難所に届けられるのは、野菜や鶏肉のスープ600食です。
炊き出しは、避難所のひとつとなっているリアスホールでも行われ、温かいスープを受け取った人たちからは喜びの声が聞かれました。

(避難している人は)
「とっても温かくておいしかったです」
(発起人 武田秀規さん)
「1つのスープですけれども、そこでみんなが温かいのをもらえて良かったと思ってもらえたらいいな」

厳しい避難生活が続く中、地域の助け合いによって温かさが届けられました。