大槌町の地域おこし協力隊として活動してきた男性がまもなくその任期を終えます。地域の人たちとの触れ合いを通して男性が得たもの。そして、心に抱いた将来への決意とは?

記者「きょうはよろしくお願いします」
北浦さん「お願いします」

大槌町の地域おこし協力隊、北浦知幸さん38歳です。
北浦さんが大槌町に移住したのは4年前、2021年のことでした。

(記者)「慣れた?4年も住めば」
(北浦さん)「客観的にどうか分かんないけど、自分の中では少しは慣れたのかな
     という気はします。まだ分かんないとこ、たくさんありますし」
(記者)「北浦君は震災前の大槌のことは知らないんだもんな」
(北浦さん)「そうなんですね。後から来た人間だから仕方ない。でも話を聞いて
     いけば、少しは昔こうだったというのも分かっていくようになるんじゃ
     ないかなと思いますけどね」

2021年度から地域おこし協力隊として活動してきた北浦さんの任期も3月末で終了します。

(北浦さん)「主な業務の内容が事業者のバックオフィス支援という事で」

1月末現在、大槌町では北浦さんを含め20人が地域おこし協力隊として活動しています。
この日はそのうちの7人が、これまでの活動の成果を町の人に報告しました。

(谷村優布子さん)
「(北浦さんは)いちばん町の人たちとも交流しているんで、いろいろ知り合いも多かったり、やってることもいっぱいあったりして、たぶんいちばん町を知ってる
んだと思う」

報告会の会場には100人を超える町民が集まりました。
任期終了間近の北浦さんにとっては集大成の報告です。

(北浦さん)
「緊張してちょっと・・あれなんですけど。皆さんこんばんわ。本日はお忙しい中こんなにたくさんの方に集まって頂き、まことに感謝しております。大槌の皆さんが好きなものを自分も好きになる。今、地域おこし協力隊という特別な立場ではありますが、地おこの人じゃなくて、北浦と呼ばれるように普通の人を目指す」

(まちの人は・・)
「郷土芸能はやるわ。フラダンスはやるわ。こんなに一生懸命な子はいませんよ」