この卵を生産している菊地農場の菊地カナ子さんにお話を聞きます。
(どんな方が買いに来られますか?)
「近くの方はもちろん、少し離れた岩手県沿岸部から定期的に買いに来られる方も多いですよ。東日本大震災の時には東京の有名な洋菓子店の方が来られて『あるだけ(全部)売って欲しい』と相談されたこともあります」

(これからも自販機での販売を続けていきたいですか?)
「はい。だって皆さんが『欲しい』と言って下さいますから。卵は冷蔵庫に無くてはならないものだから、切らさずに販売を続けていきたいです。これで栄養をつけて、みんなに元気になって欲しいです」
レトロな自販機がリピーターと菊地さんの気持ちをつないでいます。
それぞれの家庭に栄養と元気、そして笑顔を。
新鮮な卵を売るこの自販機。これからも大きな役割を担っています。