岩手県遠野市の菓子店が作る、今が収穫時期の山ぶどうを使った菓子がSNSで話題です。見る人の心を打ったのは84歳の職人が家族と守り続ける味と技でした。

遠野市中央通りに店を構える、まつだ松林堂。
1868年=明治元年創業の老舗菓子店です。
店内には米粉とごま、くるみを使って作る名物「明がらす」など地域で昔から愛される菓子が並びます。

今回、紹介するのはこちら紫色が鮮やかな「ぶどう飴」。

どんなお菓子なのか、4代目で菓子職人でもある松田勝夫さんと妻の和子さんに聞きました。

(松田和子さん)
「山ぶどうの果汁をたっぷり使った和風のゼリーのような感じです。今でいうグミの柔らかい感じでしょうか」