女性教諭の死因は出血死、胸や首などの傷は10か所以上、

 また、Aさんの父親も「娘は鼻がつぶれ、頬がえぐれていた。計画的な犯行で、この裁判が終わっても、苦しい日々は続きます。重大な事件を起こしても『後悔していない』と取り調べで話す犯人は、人の心を持っていません。絶対に社会に復帰させてはなりません。計画犯罪に対する真に抑止力となる判決を、判例にとらわれずお願いします」と弁護人の代読で意見陳述。

送検時の藤山被告、起訴内容を認めるも、被告人質問では身勝手発言も…

 これに対し、藤山被告の弁護人は、事実関係については争わず「犯行を認めて反省、自ら通報して自首も成立している。今後は心療内科のカウンセリングを受ける意欲がある」などとして、情状酌量を求めました。