そして、弁護人の質問の後に行われた検察からの100項目以上の質問に対し、川口被告は全て黙秘。
その理由を裁判官に問われると、検事の具体名を話した上で「私としては、検事に精神をおかしくされた取り調べを受けた」と答えました。
また、被害者代理人からの20項目以上の質問に対しても、川口被告は全て黙秘しています。
その後、裁判官からの質問に対しては、おおむね上記と同じ返答を続けました。
その上で、犯行については「記憶がない」を続けて「冷たい人間と言われるかもしれないが、犯行の記憶がないので、その件に関して、何もお答えすることはできないんです」などと話し、最後に別の裁判官には「ナイフを持ち出さなければ、良かったと思う」と後悔の念も見せていました。