5月、令和になって初めて開かれた「園遊会」。


 各界で活躍する著名人と一緒に、ぺぺを代表して、めぐみさんに招待状が届きました。

 デビューから23年、積み重ねてきた時間が認められた瞬間です。

 Paix2 めぐみさん
「ぺぺとしての歌手活動っていうのは、キラキラしたものではなくて、小さい頃に思い描いてた歌手の姿と違うけれど、たぶんペペの歌手活動を継続してた方が意味があるものだったな、とは感じてます」

Paix2 まなみさん
「テレビに出て、音楽番組として歌うのは、たぶん数は少ないんでしょうけど、こういう場所で歌ってきたからこそ、必要とされるお仕事もあるので、自分の中では天職になるほうかなとは、思っています」

 塀の外での再会を信じて、「受刑者のアイドル」は、これからも、受刑者たちと向き合い続けます。

(スタジオ)
 ペペのお2人、普段は、東京を拠点に、全国各地のイベントでのコンサートやCD販売など、塀の外での活動も精力的に行っています。
 そこで得たお金の一部をプリズンコンサートの費用に充てています。
 長年活動を続けているペペのもとには、出所した受刑者からの感謝の手紙や実際にコンサートに来て「まじめに働いています」と近況を知らせに来てくれることが、たくさんあるそうです。
 
 ペペの2人は、19日から、道内後半の「プリズンコンサート」ツアーが始まり、帯広刑務所や旭川刑務所をまわります。