ことしの“ひとり雪まつり”のテーマは、2歳になる孫が大好きという「アンパンマン」です。

雪像づくりは、綿密な設計図を作るところから始まります。
「すごい大事。これがないと、ちょっとできないですね」


「3週間かける」という雪像づくりに一番大事なのが、雪をしっかりと固める作業。

「雪づくりが3分の1。自衛隊がどんな風に雪の塊を作るのか聞きました」


人形を首からぶら下げているのは、立体感をしっかり見比べるためです。
メジャーを使って、設計図通りのバランスになっているかも入念にチェックします。

毎日朝から夕方まで向き合って完成させる、手づくり感たっぷりのかわいい雪像。
しかし、3日間ほどしか見ることができないと言います。


「2月に入ったら今度はサクラの木をつくらなくちゃいけない。アンパンマンは壊しちゃうの」

取材から3日後、壊す前の、貴重な完成姿の写真を送ってくれました。